認知症 食事 口を開かない=食べたくないんじゃない! 知る人ぞ知る介助アイテム らくらくごっくん

みなさまあってのさかなくんですのブログへようこそ。

ミキサー食で全介助の入居者様。最近、食事介助していると、すぐに険しい表情になって口を開かなくなってしまい、一割程度しか召し上がれなくなってきてます。

口を開かない入居者様に食事を召し上がって頂くのは至難の業。

結局、一割程度しか召し上がれず、介護記録には「食事拒否あり一割程度しか召し上がれず」なんて記録されてしまったりします。

<口を開かない=食べたくないとは限らない>

ても、これは、見た目は食事を拒否されてる様に見えるかもしれませんが、あるのは口を開かない事実だけで、本当に食事を拒否しているのかは本人にしか分からない事。

認知症で食事が食べられなくなる原因は色々あるんですが、そのひとつとして。食事を食べられるものとして理解できなくなる事があるっていわれてます。食べられるものだと認識出来ないものを口元に持って来られたって、「なにこれ?」って、口なんて開けたくありませんよね。そんなの当たり前。でも、食べられるものだだって認識できれば、ホントは召し上がって頂けるのかもしれません。

うちの特養では、食事介助が必要な方の食席って、ある程度固まってます。一人の職員で多くの入居者様の食事介助が出来るように。一人で四人の入居者様の食事介助をしたりするケースもあります。

だから、口を開けて頂けなければ、他の入居者様の食事介助をして、すこし時間をあけて、また戻ってトライしてみる、の繰り返しになるんですが、他の入居者様の食事介助をしていると、小さな声で聞こえたんです「私にもちょうだい」って。なかなか口を開けて頂けない、その入居者様でした。すかさず戻って介助してみますが、結局、口は開けて頂けないんですけどね。

でも、改めて思いました。口を開けないのは食べたくないからとは限らないよね、って、そして、ちょっと切ない気持ちにもなりました。

ようは、食べられるものだ、って認識してもらえるように工夫してみましょう、って事ですね。まぁ、この業界の方はみなさん色々やってると思いますが、まぁ、簡単に思いつくのは、色だったり、形だったり、匂いだったり、味だったり、好きなものだったり、声掛けだったり、ってとこでしょうか。

<嗜好品の模索は鉄板>

さて、ここで問題です音譜

 

以前、食事が取れなくなってきた入居者様に、ご家族様が買ってきたハイカラなあるものを手掴みでパクパク召し上がり始めた事がありました。そのハイカラなものとは何でしょう?(なんか挿絵に悪意を感じると思ったあなたど~ん!鋭いです)

 

1.チョコミントアイスピザ

2.生クリームあんぱん

3.マクドナルドバーガー

4.パンケーキ

5.炭焼きトースト

 

正解と思われるものをクリックしてみてね音符

 

いかがでしたか?

 

見てて喉に詰まらせそうで、ちょっと怖かったけど、結局完食。そんなもんばっか食べてたら病気になっちゃいそうですけど・・・。食べられないよりはいいですかね。ご家族に聞きましたけど、別に好物だった訳でも無いんだって。なんか不思議。

食思が低下してきたら嗜好品を模索するってのはこの業界では鉄板です。お寿司だったら召し上がる、なんて話も時々耳にします。

ミキサー食からちょつと形のあるものにしたら食べられたって話も聞いた事あります。ミキサー食は見た目も悪いし、見た目だけじゃ何食べてるか分かりませんからね。味もなんだかよく分かりませんし。

甘いものなら召し上がる、なんてのは結構あるあるな話です。

でも、残念ながら、そんな解決策にたどり着けない方もたくさんいらっしゃいます。

そんな状態でも、口の中に入りさえすれば飲み込んで頂ける方って結構いらっしゃるんてすよね。

<介護用食器”らくらくごっくん”>

そんなかたには、こんなアイテムも・・・。

以前、「さかなくん」のブログでも、ちょこっと触れたやつですね。

でも、これをおすすめする介護職ってあんまり聞いたことありません。

介護業界では「怖くて使いたくない」っておっしゃる方も結構います。何が怖いのか?それは、誤嚥。口の中に押し込む量だったりタイミングがすごくセンシィティブで上手に介助しないと危険だ、って言われてます。「さかなくん」が以前勤めてた老健では、これが原因で誤嚥性肺炎になってるくらいですから・・・。

あと、見た目がイヤっていう方も多いですね。見ようによっては、見た目、無理矢理口の中に押し込まれてる感ハンパなかったりするんですよね。その無理矢理感が胃ろうとおんなじだって言う方もいます。胃ろうになってまで生かされたくないってイメージから来てるんだと思いますが・・・。

胃ろう手前の最終手段的な感じに思ってる方も多いかもしれません。

そんなネガティブだらけなアイテムですが、今、うちの開口不良のその入居者様に使えるか検討しているところなんです。

色々模索はしてきてはるんですがね、食事量が減り始めて早1ヶ月。なりふり構ってられない感じになってきてしまっているので・・・。

実は「さかなくん」これ使ったことはありません。ネガティブなイメージばっかりなんですが、ホントはどうなのかってのにも興味がありまして・・・。

ポンプで口に押し込むような形をしてますが、実際はゴム製の先端ノズル部を指でしごいて差し上げるみたいです。1回量の小さじ1杯分が先端ノズル部に溜まるようになってるみたいなので、入れ過ぎで誤嚥ってのはあまりなさそうな感じがしますが・・・。

商品説明に”短時間で多くの量が食べられます”って書いてあります。これは介護職受けが悪いキャッチフレーズ。食事介助の事分かってんの?的なアンチが出てきてもおかしくないレベルです。逆に短時間で多くの量を食べるリスクについて書いてあった方が信頼度が増すんじゃないかなぁ~。あと、”指先でしごいて与えてください”って書いてあるんだけど、”与える”ってなんか上から目線って言うか、エサでも与えるような感じを「さかなくん」はイメージしてしまうんですけど・・・「さかなくん」だけかな?。まぁ、商品説明から、そんな不信感も抱きながら。

でもね、口コミは少ないですが、ネガティブなものはあまり無いんですよね~。自力摂取には向いてないみたいですけど・・・。

もし導入したら、またレポートさせていただきますね。

 

「さかなくん」のブログ読んでくれて、いつもありがとう感 感謝

 

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