認知症高齢者 骨折してもまだ歩かせたい? 立てる事 歩ける事のデメリット 

みなさまあってのさかなくんのブログへようこそ。

転倒高リスク者の立ち上がり独歩頻回の方、入居したからには身の安全をお守りしなければなりません。

その方は見守り切れずに既に何度も転倒し外傷を負われている方でした。

その時も、職員さんが近くで見守りされていたんですが・・・

さて、ここで問題てす音譜     

立ち上がり、既にバランスを崩し倒れはじめたその入居者様に気づいた、職員さんがとった行動とは?

1. 手を差し伸べたけど届かなかった

2. あ~っ!と声を上げる事しかできなかった

3. 重力にお任せして見届けた

4. 自分の体を下敷きにしてお守りした

5. 祈った( ̄人 ̄)

 

正解と思われるものをクリックしてみてね音符

 

いかがでしたか?

 

そうなんです

この職員さん

倒れて来るその入居者様の下にとっさに自分の足を滑り込ませ、自ら緩衝材となったのです。

そして・・・骨折。

可哀そうなことに、この職員さん、数日後に介護福祉士の実技試験がありまして、松葉杖つきながら実技試験を受けたそうです。

結果、合格したんですが・・・身を挺してその入居者様を守ろうとした、その職員さんの責任感の強さというか使命感の強さというか・・・(って言うか、松葉杖ついて実技試験受けても受かるんですねぇ~)

あきれるほどに脱帽です。

<転倒リスクの高い認知症高齢者>

認知症の方で、立ったり歩いたりする能力が著しく低下している方の話。

認知症も、あるレベルに達すると自分がもう歩けない、立てないって事を忘れてしまいます。

すると・・・

立てないのに立とうとする、歩けないのに歩こうとする・・・

転ぶ・・・そして骨折。

入院して手術して、頑張ってリバビリして・・・。

中途半端に歩けるようになって帰ってきたら・・・

また転んで骨折。堂々巡り。

完全に安全に立てるように、歩けるようになるなら構いませんが、それが望めないなら、もう車椅子でいいんじゃない?

<認知症高齢者が歩くという事>

立って歩けるメリットもありますが、認知症の方が、転倒リスクを抱えて歩くデメリットもあります。

転倒すれば打ちどころによっては、亡くなられてしまうリスクも・・・。思わぬ障害が残ってしまうリスクも・・・。

下手すれば寝たきりになってしまい急速に認知症が進行してしまうリスクも・・・。

入院すれば入院中に急速に認知症が進行してしまうリスクもあります。

施設に入れば、薬による抑制で嚥下やその他、身体能力低下で寿命がグッと短縮されてしまうリスクも・・・。

それでも、歩きたいです?歩かせたいです?

「さかなくん」は、そこまでして歩ける事にこだわらなくてもいいんじゃないかなぁ〜って思ってます。

もちろん、価値観は人それぞれ。

“骨折したって構わない、好きな様に歩いて、死にたい”

そういう方もいらっしゃいます。

自身の正常な判断力でそれを選択できるならそれもありだと思いますが、歩けない事を認知出来る能力がない方が、歩ける事のメリットやデメリットを理解して正常な判断力で自身で選択するのは残念ながら、難しいでしょう。

本当は本人が、望むようにできるのが一番なんですけどね、他人の意向でそれを選択させられるはどうなんでしょう?って思っちゃいます。

あくまでも、認知症で自身の歩行能力の低下を認知出来ず転倒リスクの高い方の話ですよ手

<手術してリハビリする前に>

転倒骨折後、手術して再び歩ける様にするためのリハビリを考えてる皆様へ。

リハビリで転倒の危険が無くなるレベルまで回復できるのか、よ〜く伺っておいたほうがいいと思います。

安全な歩行レベルまでの回復が難しく、再び転倒するリスクがあるなら、もう、歩けなくてもいい、と言う選択肢もありだと思います。

車椅子だからって健康で穏やかな生活が出来ないって訳ではないんです。

100歳超えて車椅子で元気にされてる方を「さかなくん」はたくさん知ってます。

骨折したら、整形や形成外科にかかると思いますが、そこの先生に、歩ける事のメリットやデメリットについてよ〜く伺ってみて下さい。

まぁ、治療が目的の先生ってのは、治せるとこまで治す事が仕事ですので、その後の転倒リスクみたいなデメリットについては、あまり意識されてないなんて話も聞きますから、デメリットについては聞いてもよく分からないかもしれませんけどね。

そして、認知症で自身の歩行能力の低下を認知出来ず、転倒リスクが高い方が歩く事のメリットとデメリットとよーく比べてみて下さい。

そのリハビリ、再び転倒する為のリハビリになっている可能性はありませんか?

そのリハビリ、寿命を縮める為のリハビリになっている可能性はありませんか?

「さかなくん」は、それがダメとは言っておりません。大切にしたいのは、ご本人様のご意向ですから。

 

結論

とどのつまり、本人の希望が分からない中での意思決定を迫られるから、周りのみんなが悩むんです。

そこで提案手

認知症で正常な判断ができなくなる前に、書面で残しておいては如何でしょうか?ご自身の意向を。

「さかなくん」がエンディングノートの認知症問題行動対応バージョンを作りましょう。

転んでも短命に終わってもいいから、リハビリして歩きたい。

そう書いてあれば、「さかなくん」はそれを尊重します。

 

「さかなくん」のブログ読んでくれて、いつもありがとう感 感謝​​​​​​​​​​​​​​